転職の際には、履歴書を書きますが、市販されている履歴書には通勤時間の記載欄があるので、通勤時間も正しく記載します。ちなみに、厚生労働省が推奨する履歴書のテンプレートは、性別の記載は任意で、通勤時間を記載する欄もありません。ただ、通勤時間の欄のある履歴書も、まだ多く使用されています。採用担当者も、通勤手当や業務の効率を考えて、通勤時間を知りたいと思っているので、通勤時間の記載はしたほうが良いでしょう。
通勤時間を書く時には、家を出てから会社に着くまでの片道の時間を記載します。車通勤で、幾つか通勤ルートの選択肢がある時には、最短ルートを選ぶのが最善です。所要時間は5分単位で記載します。実際の時間とあまりにもかけ離れた時間を書くと、入社後にトラブルになることがあるので、正確に記載するようにしましょう。
通勤時間の欄には、通勤手段も書き加えます。車通勤の場合は、「自家用車」と書いてください。車通勤を許可していない会社もあるので、前もってきちんと調べてから、通勤手段を決めましょう。通勤時間は、短いほうが採用には有利です。あまり長いと、仕事のパフォーマンスに影響が出ることが考えられるからです。
ただ、どのルートを通っても、時間がかかってしまう場合は、本人希望記入欄に、通勤時間が長くても業務に支障はない旨を書いておきましょう。たとえば、現職でも、ほぼ同じ通勤時間だったが、業務を問題なくこなせていたことを伝えることができます。