挑戦やキャリアアップというイメージがある転職ですが、自分が実際に転職したほうが良いのかどうかは、当事者にはよくわからないものです。「転職して本当の幸せをつかんだ」という広告はたくさんありますが、転職して後悔したというエピソードもごまんとあります。本当に転職するべきだというサインを知っておくべきです。
まず100%確実なサインが「今の会社全体にハラスメント気質がある」ということです。パワハラ、セクハラ、モラハラなどが会社全体で行われているのなら、今すぐに転職活動を開始しましょう。単に精神衛生をいたわっているだけではありません。そのようなハラスメント横行している会社は、大きな改革がない限り、高い確率でつぶれます。早々に見切りをつけて次の会社を見つけるべきでしょう。ただ、ある特定の人のハラスメントがひどい、というのであればまだ改善の余地があるので、まず上司や本部などに相談してみましょう。
また、「なぜ転職をしたいのか」と聞かれて、説明できないようであれば、まだ転職する時期ではないでしょう。そのような状態で転職しても、転職先でまた同じような状況に陥る可能性が高いです。
その他、通勤手段に悩んでいる人も転職すると良いケースがあります。例えば、満員電車やバスで人に揉まれて出勤するというのは、相当なストレスになります。車通勤であれば、人混みによる通勤ストレスが減り、疲れを軽減できるはずです。また温度調整も自由にできますし、病気が流行っている時などは感染リスクが少なくなります。