次の転職先を探す際に、まず、求人票でその会社の求人内容を確認します。求人票は細かい情報が多く記載されているので、見るべきポイントは限られています。まず給与面を確認しましょう。もちろん、自分が望む額の給与であるかどうかの確認は大事ですが、それ以外にも確認するべきことがあります。というのも、求人票には「みなし残業」の額が組み込まれた額が記載されていることもあるからです。その額を基本給と勘違いしてしまい、初めての給料日に思っていた金額が入ってこなかったということもあります。
離職率も求人票で確認できます。「離職率」という項目はありませんが、求人票には「採用者数」と過去3年で仕事を辞めた人数である「離職者数」が掲載されています。採用者数で離職者数を割れば、離職率を求めることができます。離職率の平均は約8%です。20%を超えれば、人材が定着しないブラック企業の可能性があります。
意外と忘れがちなのが、「通勤手段」です。勤務してみて不都合さに気づくことがあります。一度や二度だけでなく、毎回のことになるので、積み重なると大きなストレスになりやすいです。地図などで通勤手段や経路を確認してみてください。もし時間に余裕があれば、実際の通勤と同じように自宅から会社までの様子を確認しておくと安心です。
個人的には車通勤できる仕事先を選んでおくと、自由度が高く過ごせるのでオススメです。車通勤だと帰りに寄り道しやすく、電車やバスなどの時刻を気にしなくて良いです。また、求人票を見る時は、駐車場がある職場なのか、駐車場代はどうなのか、車での通勤がそもそも可能なのかを確認してみてください。これらを事前にチェックしておくことが、車通勤できる転職先を探すコツです。